2010年代初頭から中にかけて 一世を風靡したブランドUMIT BENAN ドイツに生まれトルコ人の両親に 育てられたウミットが作り出す作品は モードよりも街がよく似合うなぁと 当時から思っていました。 個人的にですが UMIT BENANはパンツのブランドだと 思っています。 そして、アパレル業界に携わって来ると 多くのアパレル人がたどりつく結論に 「ファッションはボトムス」であるということ。 パブリックイメージで例を述べると BBOYのパンツはルーズ、 スキンズのパンツはスリム、 そしてアメカジに見せたければデニムジーンズ プレッピーなイメージを出したければチノパン スケーターならDickiesというように ボトムスが一番スタイルやシルエットを 出すのに効果的で そこを良いものにすると 洒落て見えるってことなんですよね。 TOPSに目線は言ってしまいますけど 逆を言うとパンツがキマんねーと クソダセェってことになりかねないってことです。 そして古着だろうが新品だろうが 何でも合うと思うくらいベーシックな 物作りで、しかも UMIT BENANのパンツは 素材選びに品があり、シルエットは 誰でも似合う。 だからいつものスタイルでパンツに UMITを持ってくるとそれだけで 一つ上のステージにいくんです。 当時結構UMITは流行り物のように 扱われすぎてしまい 日本の代理店も上手く扱えなかったなぁと 思ってるんですが、 当時どこのセレクト行っても置いてあって 過小評価で終わってしまったと思ってます。 ちょっと勿体なかったなぁと。 現在もコレクションは発表し続けていますので バリバリです。 ちなみに定価むちゃくちゃ高いんですよね このパンツだったら6万くらいするかも。 だから今やっと10年くらい前のもので UMITを流行もんではなく"もの"として 見れる時代になりました。 ギャルソン等が立派にVintageとなるべくして なっていった現代、 僕が思うNew Vintageになるであろう 物の中には絶対UMIT BENANが入ります。 何でも良いわけじゃないからね、 中古と古着で何が違うのか？ 古着屋Vintageになるものは 一世を風靡したとか、先進的なやり方や作りだったとか、 伝説になったとか、色々理由がいるんすよね。 こういうのに 古臭いもん合わせるとカッコいいよ 例えばカレッジTシャツとかね、 7分丈のフットボールTとかグッド。 それだけで新鮮。 UMITのパンツは 基本股上めちゃくちゃ深くて丈が短めなのが特徴 自分で穿く位置をその日に決めるって感じです。 一番上で穿くと綺麗なくるぶしくらいの丈間で 軽く腰穿きすると普通のパンツのように。 けつ周りはスッキリ見えるのにボリュームあるという ここがゴツい人も細い人も似合うポイントで シルエットの妙を感じることが出来るパンツ。 このチェックパターンは当時のシーズンを 象徴する柄で、懐かしい人もいるはず。 超おすすめ。 薄いシャツ生地のような素材なので これからの時期に 是非穿いてみてください。 グッドコンディション。 *フロントボタンフライです。 Color ブルー/ブラック Size 44 【実寸】 ウエスト96(ドローコード付きなのでグッと絞る感じ) 股上36 股下66 ワタリ32.5 裾幅17(裾にもドローコード付き) ＊単位は全てcm,計測方法により若干の誤差が出ます。実寸は参考までに。 尚、この商品はusedになりますので現状でのお渡しとなりますのでご了承下さい。 着用モデル176cm 67kg