俺はね、一番好きな音楽はHIPHOP
やっぱ青春だし
それで築かれたコミュニティの中で
色々なことを学びました
2000年初頭のHIPHOP今と同じで
ものすごく盛り上がっていて
ファッション的にも
HIPHOPも非常に強くて
太いシルエットの人も
細いシルエットの人もいて実に様々
今もそれに近いし
よりそうなっていきそう
今と違うのは音楽的にもファッション的にも
パンクやロックがもっともっと
パワーがありました。
HIPHOPとパンクって全然違うでしょ?
でも根本は同じなんですよね、
結局はagainstなんです。
それはマイノリティだけど
だから荒く悪く粗暴で
けど熱くて、すげーかっこいいんです
超エネルギーなんすよねー
僕のアパレルキャリアは
Levi'sから始まりました。
原宿のLevi's storeに入った頃
売られていたのがこのLEVI'S RED
ヨーロッパのLEVI'Sとして
Levi'sだけどLevi'sじゃないこのREDは
1999年に衝撃のデビューをし
それから何年か経った頃ですね、
人気はあったけれど
さらに初期の衝撃があまりにも
凄すぎて少しその盛り上がりが
下降気味だった頃すね
だから正直正当な評価を
されてないと僕は思っています
すげー良いんですこのパンク期のREDは。
まずはなかなか飛び道具系が多い
REDの中ではベーシックさがあり
左右非対称のデザインとか
ものすごく立体裁断とか
そういうデザインが
すごいものがREDは多いんですが
この時のREDは比較的ベーシックなんです。
変わってる部分を分かりづらくしているっていう
感じかな、洒落てますよね。
ペイントのアーキュエイト
濃く染められた独特なインディゴが
超独特とくな縦落ちをさせてて、
そこにパンクをイメージさせる
デザイニングがプラスされてるんです
そしてシルエットが細身なものが多く
時代的にはエディ期最高超を迎える
ディオールオムの流れも組み
パンクでありながら綺麗な形
これ、すげー大人なジーンズだと思います
オリジナルのLevi'sにはない
独特な少し細いストレート、
コレは世界共通モデル
折り返すと耳がものすごく太くて
それがすごく独特なあたりが出てます
何種類かあったんですがコレは
このシリーズの中でも青みのある色合いで
すげー良い感じの質感になるんですよね
しかもこれ膝が自然にダメージが
出てきてるじゃないすか
それは当初のデザイナーには
考えられなかったことで
ついにこのジーンズが
発売から20年が経過しVintageになったから
奇跡的な変化を起こしてるんです。
話は戻るけど
やっぱりないものねだりなので
パンクが元気なときは
HIPHOPが元気ないように見えて
その時の輝きが超眩しく見えるし
HIPHOPが元気なときは
パンクの輝きが眩しいんです
今は、パンクに頑張って欲しいなと思ってます
普遍であるLevi's
けど穿きたいLevi'sはこれなんです。
ついにVINTAGEとして本格的に
LEVI'S REDが広まっていきます。
*マジでこの頃のLEVI'S REDって
サイズ表記があてにならないので
実寸を見て参照ください。
股部分にスレあり。
Size 32 x 32表記(表記より大きめのウエスト、初期段階で丈直しあり)
【実寸】
ウエスト84
股上31.5
股下72
ワタリ29
裾幅20
*単位は全てcm,計測方法により若干の誤差が出ます。実寸は参考までに。
尚、この商品はusedになりますので現状でのお渡しとなりますのでご了承下さい。
着用モデル176cm 67kg