2009年のオフィシャルコラボ
ジョン・コルトレーンのアルバム
"A LOVE SUPREME"のジャケ
まんま使いのフォトT
まぁ、超有名なジャズの巨人なんですが
最早知らない人が多いので
このTシャツをやる"意味"みたいなもんも
ものすごくあるなぁと
感じさせる一枚。
supremeがやれば
コルトレーンを知らない人の目にも
必ず入ってきますからね
その中の何人かは、ネタに興味を持ち
ディグったりもしたりしてね
それがファッションの良いところだなと
俺は思っていますし
instantbootleg storeの真髄にも
近いところです。
さて、ジャズは聴きますか？
俺は全然詳しくはないけど
夏になるとレゲエみたいに
聴きたくなってよく聴きます。
俺はHIPHOPにも携わっていたことが
ある洋服屋なので
審美眼というか、ある種の
HIPHOPフィルターを通して
全てのものを見がちかなぁと
思っています。
そういう人間がジャズをどのように
捉えるか？というと
HIPHOPを聴いている感覚と
同じなんです。
ジャズは言葉では無く
音色がリリックでありフローなんですね
ちょっと哲学的な話？と思うかもですが
もっと単純な話で
ジャンルとしては同じところだと思うんです。
POPミュージックのような
大衆に分かる共通言語で
共感を生むことが主体になるような
ものではなく、
よりパーソナルな、その人の
価値観、人生、人間性、思想を
覗き見るということかな
共感しない人には響かない
けど、響いた人には
より強い共感が得られるような
そんな音楽がHIPHOPであり
ジャズです。
まぁ、今はHIPHOPとPOPSもデカくなりすぎて
また進化ともある種の退化とも
言えるくらい成長しているから
ちょっと言い切れませんけどね。
でも、カッコいいラッパーのリリックは
とてもパーソナルで
聴いている各々の人生には経験の無いことを
歌っているけど
でもその中の思想や姿勢に
強く心惹かれたり
そのフロー、謂わゆる歌い方や
その声が好きで
音楽的耳触りが個人的趣向に
合ったりするでしょ
そこに音楽的な技術が分かる人なんて
プロじゃないから
多くの消費者には分かんないじゃないですか
けど、理屈じゃなく
好きになる。
そういうのを野暮いけど
無理やり言葉にすると
上記のようなことで、
それがより強く現れている
音楽ジャンルがHIPHOPで
そんでそんで、そのルーツが
ブルースやジャズなんすよね、
だから聴き方、受け取り方は同じ。
俺はそのジャズやHIPHOPは
同じ道の道程というだけで
同じように聴いています。
そして、何より学校で教えられない
音楽じゃないですか、それって
クラシックにも使われる楽器なのに
クラシックと真逆のものを
表現してる。
ロックやパンクなんかとも同じ
学校の授業じゃやんない音楽なんすよ。
そういうのに憧れんのが
男って奴っすよね。
で、なんで夏に聞きたくなるかってーと
情緒的な音楽に聴こえるからです。
寂しい、悲しい、楽しい、嬉しい、
そういうのが強く出るのが
日本で言うと夏のような気がするからです。
冬は寂しめ方が強い気がするからね
夕焼けの寂しい感じとか
炎天下の楽しい感じとか
そう言うのがジャズとHIPHOPには
強く出ているから好きなんですね。
HIPHOPで言うリリックやフローは
ジャズで言うとその音色と音階、メロディー
そしてフローはどの楽器か？そして
どういう演奏方法か？というところだと
思ってます。
そこでやっとコルトレーンに話は
戻るんですが
コルトレーンは他より奇抜だなぁと
思って音源やそれにまつわる
文章など掘っていくと
実はその奇抜さはいわゆる自由さとは
少し違い、理論に基づく
この人の"フロー"だったんだなと
気付く瞬間がありました。
大抵のミュージシャンは
ジャンルで先ず分かれ
そこから音楽理論的なものに準ずる、
もしくはもっともっと情緒的な
感情的な方向に持っていく、
大体どちらかに天秤が傾いている
人が多いんですが
コルトレーンは音楽理論ガチガチな人で
だけど盛り上がってくるとそれも
無視してジャズっぽく自由演奏も
超したいってなっちゃう人なんです。
だから両方追い求めちゃう
整合性を求めちゃう人なんです。
HIPHOPで言うなら
フリースタイルも的にも
CDもカッコよく、ちゃんと
説明したい
けど、パッションはむちゃくそ入れたい
そんなことをどうやったらいいだろう、
こうかな、ああかなってやった人なんです。
だから後世に多大なる影響を
与えています。
ラッパーで言うなら俺は
ラキムのような人だと思ってます。
とにかくそんな異端で
カッコ良いコルトレーンを
使用してるのが
カッコいいSupremeという
NewYorkカルチャーの代弁者なので
このTシャツが最高なのは
最早ここまで読んでくれた人には
何も言うことはありません。
とんでもない大ネタを発表するには
とんでもない土台が無いと
安っぽくダサくなるんです。
そういうバランスが最高にぴったりきてる
素晴らしいコラボTです。
是非。
COLOR
White
Size M
【実寸】
肩幅48
身幅50
袖丈22
着丈68
＊単位は全てcm,計測方法により若干の誤差が出ます。実寸は参考までに。
尚、この商品はusedになりますので現状でのお渡しとなりますのでご了承下さい。
着用モデル176cm 67kg
