







IRAKを最初に見たのは
どこだったかな?
多分移転前のニューヨークのsupremeで
セレクトされてたTシャツを見た時?
かな、多分。
元々このIRAKはクルーの名前で
それは知ってましたけど
アパレルをちゃんとやってるんだ、
と思ったのが最初の思い出。
STASHやFUTURAのような
ライター個人名ではなく
グラフィティクルーの名前が
IRAKで、ラッキングという
グラフを描く際にラックごと
万引きするっていう意味のスラング
ラッキングがその名前の由来というのが
有名な話。
で、あまり知られてないのが
現代アートの世界だけではなく
今世界まで轟いている
supremeもその指の先とする
NYCカルチャーにおいて
とても重要な影響を与えた
クルーで、
そのオリジナルメンバーには
俺の大好きなダッシュ・スノーなんかも
いて、IRAKのルーツ、中心メンバーと
言えば今やニューヨーク56ギャラリーの
マーティンズという人で
ライター名はEarsnot。
1980年生まれの彼は
96年、16才の時に世界的に最先端とされた
supremeやzooyorkという
スケートカルチャーに憧れ出して
そのスケートボードで
グラフの世界へ向かい出します。
そのスケートも95年公開の
あのラリー・クラークのkidsが
原因だったりするってのも
instantbootleg store見てくれてる人には
またお馴染みの名前すね、
脱線、すません。
で、その、マーティンズが16歳の時
一緒の高校だった後のまたこれ
レジェンドライターになる後のGESHUって奴が
書いてたタギングを見て
自分のライター名をノートに練習を始めます。
それがIRAKの始まり。
GESHUがマーティンズに
グラフの世界を教えてくれたみたい。
スケートボードで移動して街にボムしてく、
徐々に仲間は増えて、そして
それが後のIRAKというクルーになります。
90年代の終わりにはその仲間たちとともには
どんどん世界のユースカルチャーとして
そのアートでスターダムにのし上がっていきます。
まさに破竹の勢いでしたが
それはこのマーティンズが
supremeやALIFEのスタッフだったから。
そう、世界最先端のコミュニティに
属していたからそれが完全なる
潤滑油となり世界中のストリートへの
浸透がとても早かったわけです。
だからsupremeでもセレクトをしてるんすね。
とにかく悪い、というか
でもそれがアメリカのニューヨークの
若者たちのリアル、グラフライターたちの
リアルで、このある種のアンダーグラウンド
ムーブメントが無ければ
多分あのバンクシーだって世の中に認められて
ないような気がします。
それくらい本当はオーバーグラウンドで
名をさらすような連中ではないIRAKクルーが
supremeなどを使って
公な仕事でその才能を世の中に示せたからで
その時代のそのタイミングでしか
あり得ないような奇跡みたいな話です。
万引き、街の落書き集団すからねw
でも、IRAKが世の中で名を上げたから
世界のグラフアーティストたちの
公的な立場をのし上げたんですよ。
業界ごと、って感じ。
と、言ったようなものがIRAKという
クルーの成り立ちと概要
話は戻ってだからIRAKのアパレルを
初めて見た時はカッケー!!って
なったんすよ、俺。
マーティンズは
supremeのデザインもガンガンやってますよ
ギャルソンとsupremeのコラボのやつも
マーティンズの有名な仕事の一つ。
とまぁ何が言いたいかというと
IRAKを着てるやつのアティチュードは
NYC好きということであることが
条件でありたいな、と思ってます。
もちろんこのデザインから入るもよし
ストーリーから入るも良し。
なんでも良いからIRAKを通じて
supremeなどをファッションブランドとして
だけではなく、
NYCカルチャーなんだ、っていうふうに
受け取って、カッコいいなぁと思ったら
例えばグラフィティってのが
どうゆうものなのか?ってのを
調べたりしていくととてもオモロいよってこと。
定番のツイルキャップ
こっから是非初めてみてください。
グッドコンディション。
COLOR
BLACK
SIZE
ONE SIZE
*浅過ぎず深過ぎずの一般的なキャップです。
スナップバックなので幅広い人にフィットする
サイズ感です。